書籍・雑誌

2020年10月 7日 (水)

「その日暮らし」の人類学

~もう一つの資本主義経済~(小川さやか著)をななめ読み。

 タンザニア(アフリカの多くかも?)の人々の、特に零細商人の考え方が、「効率・合理化」とは違ったルールで動いているのがわかる。

 これを読みながら、俺の親の世代は親戚にお金を借りていたが、今、自分が親以外の兄弟や親せきにお金を借りることはちょっと考えられない。何となく貧しい時代は仲間内で助け合うことを良しとし、国とかに頼るのは最終手段という気がする。血縁や地縁という共同体が解体する時、個人は剥き出しに「社会」と対峙することになる。大げさに言えば。

 「公助公助」というけれど、「公助」に頼るということは国に頼るということで、そうなると国に何か「負い目」を感じることになりはしないか。もちろん、国家は国民の基本的人権を保障することが責務であるため負い目を感じる必要はないのだが。

 一昨日は5km。キロ7分26秒。昨日は休養。今日は12kmをキロ5分33秒。

今、ここまで書いてたらゴキブリが飛んできてビビった。逃げられた。

 

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2020年8月16日 (日)

無敗の男 中村喜四郎 全告白

(常井健一著)を読了。


 偶然であるが政治家続きである。最高裁で有罪の判決を受け、さらに小選挙区制で無所属(つまり比例復活もない)にもかかわらず選挙に勝ち続けている。とにかく地道な活動と強力な後援会組織、しかもこの後援会組織が企業とか労働組合といった「組織」でなく中村家及び中村喜四郎個人を応援する各個人、各自治会のつながりから成り立っているのがすごい。さらに喜四郎先生「わしがあれをやった」と自慢する政治家連中の中では功績をほこらないというお方。マスコミ嫌いでほとんど表立って登場しない人物を追ったこの本も面白かった。


 今日は16kmをキロ7分13秒。久々に8分を7分30秒を切るペースだった。


 


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2020年7月27日 (月)

実像 広島の「ばっちゃん」中本忠子の真実

 (秋山 千佳著)を読了。

 広島、基町アパートで保護司をしながら、大変な課題を抱えている子供やその親、またその大変な子が成長し大人になった時まで支え続けたおばちゃん。

 こんな人がいるなんて、まったく知らなかった。能美島出身や呉で暮らしたことがあること、息子さんがほぼ同年齢等でより身近に感じられたが、子どもらに関わる姿勢は本当に「宗教家」といっても過言ではない。この本は、その中本さんが喋らなかった生い立ちについて迫った本である。やはり当たり前だけど、「家庭」と「衣食住」って大切で、ここが崩れると大変。こういう本を読んで思うのは、家庭環境次第では自分もチンピラぐらいになってたんじゃないのかってことである。

 それと、安倍昭恵さんて何てフットワークが軽いんだと思った。そこが魅力的なんだろうけど、利用されてしまう可能性大。

今日は雨で休養。

 

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2020年7月 8日 (水)

お父さんは認知症

(田中亜紀子著)を読了。


 著者は私ぐらいの年齢なのだが、読みながら「介護する方」というより「介護される方」になったらどうしようと思いながら読んだ。一体、いつ免許を返納するのか?娘らから「認知症の検査を受けて」と言われる日が来るのか?まったく人格が変わってしまい、乱暴者になりゴミを貯め、日がな一日テレビだけをボーと見る日が来るのか・・。


 今日は12kmをキロ7分30秒。2日間走らなかったのに体が重かった。太って重かったのかもしれない。


 

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2020年6月30日 (火)

親鸞

(五木寛之著)の下巻。

 とんでもない場面の連続にさしかかってしまった。現時点で綽空と名乗っている親鸞が、極悪人に妻とその妹とともに捕まりひどい目にあわされる。そして、その悪人から「こんな自分でも浄土できるのか」と言われ「できる」という。その返事がさらに極悪人の怒りをかい・・・で中断している。

 とっても、親鸞になれない。浄土真宗の僧侶たちはどう思っているのだろう?それともこの辺五木寛之の創作?

 昨日は休養。今日は8kmをキロ7分19秒。

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2020年6月22日 (月)

親鸞

(五木寛之著)を読んでいる。宗教家を描いた小説はあまり読んだことがない。今上巻が読み終わったばかり。やっと法然の元に行くのだが、終わるのか?と思ったら、全6巻とある。この上下2巻は法然に帰依するまでの話かもしれん。

 昨日は10kmをキロ7分30秒。今日も10kmをキロ6分52秒。

 

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2020年6月13日 (土)

始皇帝

(塚本史著)を読了。

 前に地上波で放送していた『キングダム』を見て、「そういや『始皇帝』って断片的にしか知らんな」と思い、とりあえず図書館で借りて読んだ。中国統一後の「政」後の始皇帝は「不老不死」にとりつかれて耄碌したようだ。秀吉みたいな暴君である。

 木は休養。金は10kmをキロ6分。今日は5kmをキロ7分33秒。気温よりも湿気が多くてぐっしょり。

 

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2020年5月 2日 (土)

罪の轍

(奥田英朗著)を読了してしまった・・。

 事件は東京オリンピックの1年前。東京(山谷、浅草か)が舞台。暴力団や左翼、在日朝鮮人なども絡んでくるが、時代背景の関係から描かれたと思うが、私が思うにこれらもすべては「脇役」。そして、悲しいほど高度経済成長から取り残された貧困。ミステリーなので詳しくはかけないが、例の有名な誘拐事件で起こったであろうことが記述されている(読み終えて、調べた)。電話の普及による、匿名のイタズラ電話や愉快犯。テレビの普及による事件と野次馬の拡大。この辺などは、ネットが普及した現代と同じで、悪意ある人間の本質がまったく変わってない。そういや、印刷が普及し始めた時代でもトクヴィルが似たようなことを指摘したのを読んだことがある。

 電話・テレビの普及による誘拐事件に対応しきれてない警察。「報道協定」が結ばれたのもこの誘拐事件からだったそうな。さらに、今も大問題であるDVに児童虐待。読んでいると、現代ではリアルな昭和の猥雑さがなくなったけど、「人の悪」に関する部分は変化してない気がする。

 と・に・か・く、傑作であった。ゆっくり読みたかったけど、朝走る前に「残りをちょっと読んでいこう。」と思ったのが運の尽き。読み終えるまで走れなかった・・・。それにしてもamazonのレビューで☆1つをつけている人。信じられない。そもそもどういう期待でこの作品を読もうと思ったんだろう?

 ということで、お昼前から走り始め、暑い中を走る羽目に。20kmをキロ7分12秒。

 

 

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2020年4月29日 (水)

昨日がなければ明日もない

(宮部みゆき著)を読了。杉村三郎シリーズである。とはいうものの、杉村三郎氏の細かい背景は忘れてしまってる。忘れていても特に作品を読むのに困らない。

 3話とも面白く読んだが、1話目は胸糞悪く話であった。3話目も胸糞悪く人物が出てくる。そして、恐ろしいのは現実にもいそうなリアリティを感じてしまった。

 今日は25kmをキロ6分50秒で。天気もいいので、日頃走らないコースを走ったら行き止まりにあったりした。街中の飲食店も貼り紙を見たらテイクアウトが主流だ。

 

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2020年4月28日 (火)

13歳からの世界征服

(中田考著)を読了。中田先生はイスラーム学者。

 これが悩みに身もふたもなくズバズバ答える。大人のくだらなさを相談した青少年の悩みには「大人はバカです。そして子どもはもっとバカです。」(大意)とか笑ってしまった。中田先生、これらを「ウケ」とか「おフザケ」で言ってるのではなく、どうもマジっぽいのである。「神を信じていなければ、何をやってもいいんです。」とかあったような気もする。怪著である。

 昨日は12kmをキロ5分58秒。今日は21kmをキロ6分30秒。

 

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