愛の不時着
『梨泰院クラス』の次は『愛の不時着』。ということで、この作品を見終わる。各種のランキングを見ると上位に来る作品。北朝鮮の描写が興味深く、見終わってネットで調べてみた。脱北者からの情報かもしれないが、いささか古い情報ではないか、という指摘もある。まあ、真相はわからない。ただ、「同じ言語だろう。」と思ったが、北朝鮮/南朝鮮なまりというのがあるようだ。「ありがとう。」とお礼を言うときに、今までの韓国ドラマでは「カムサムニダ」と言っていたように思うのだが、北朝鮮人民は「ゴマズムニダ」と言ってるように聞こえる。
このドラマ、中隊長リ・ジョンヒョクと財閥令嬢ユン・セリの恋愛がメインスト-リーなのだが、ユン・セリの見合い相手だった詐欺師ク・スンジュンとジョンヒョクの婚約者のソ・ダンの恋愛もサブストリートして展開される。さらに、ユン・セリの家族関係、財閥の後継争いが絡んでくる。ネタバレになるかもしれないが、朝鮮人民軍総政治局長の息子だからジョンヒョクは様々な恩恵受けている。運悪く韓国からきたユン・セリをかくまってしまうが、よくよく考えたら、父親に相談すればその後の展開(ユン・セリとジョンヒョクを守るために父親は権力をフルに活用)を見ても穏便に韓国へ戻すことができたのでは?とか、悪役であるチョ・チョルガン少佐は孤児で路上生活者から、悪事を重ねのし上がってきた人物。この物語って、金持ちや権力者がいい人で、恵まれない環境にあった人物が悪人という、ちょっと前までの私が知っている日本の漫画ではあんまりない設定。(例:孤児のキャンディに金持ちのイライザ。まあこれももっと大金持ちの大叔父様がキャンディの味方なのだが)
ジョンヒョクの部下の北朝鮮兵士4人組のキャラがコミカルで面白い。詐欺師スンジュンは『哲仁王后』の哲宗役キム・ジョンヒョンが演じていた。全く違う印象で感心した。
さて、いろいろ韓国ドラマを見てきたが、どうやら、「マジラブスト-リー」は私には向かないというのがわかった。「これを何度も見る人がいるんだろうなあ。」というのはわかるが、「ラブ場面が長い!」と思ってしまうのだ。
今日は3時間半25kmの予定だったが、蒸し暑いせいか20kmで挫折。そっからは歩いて3km。
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