NHKスペシャル ルポ車上生活 駐車場の片隅で
を読了。放映されたものは見てないのだが、実に興味深かった。その実態は当たり前だが様々んである。
ホームレスとはまた違った感じ。
それはそれとして、ドキュメンタリーをつくる場合の「いかがわしさ」も伺えた。こっちが意図したような返事や背景がないと「切り捨てる」感じを受けた。また「わかりやすさ」を求めて、本当は、当たり前のことだが、背景なり本人の気持ちは複雑で一つではないのに「貧困が」「孤独が」とまとめやすく切り取ることもある、ということ。これって、「陰謀論」にも通じる話で、現実はそんなに単純ではないのに、理解したつもりになるために(わかりやすい解答を求めるためにか)「複雑な事情」「複数の要因」を「〇〇の陰謀」とひっくるめて考える傾向と同じようだ。
小さいニュースでもそれはいえて、本当は〇〇じゃないのに、記者がもう「〇〇ですよね」と強引なつくりにしてしまうことがある(と思う)。
題は「車上生活」なんだけど「車中生活」じゃないのかな。それと俺の今年度のテーマは「車中泊の実行」がある。昨年の立山登山の駐車場問題を解決するには「車中泊」しかない気がするのだ。
昨日は12㎞をキロ8分ぐらい。今日は雨の中、歩数のノルマを達成するために10km歩く。2時間少々。「ミュージックJ」が終了して、長時間聴けるラジオがなくなり、適当な番組を聞きながら歩く。「99のオールナイトニッポン」の冒頭を聞いてたが、99が歌っていた「宙船」に爆笑してしまう。誰か見てたらアブない人だ。
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