はぐれ猿は熱帯林の夢を見るか
(篠田節子著)を読了。『アンドロイドは電気羊の夢を・・』と表題だけは有名なあSF作品のパロディ(でいいのか?)
昨日、というか今日なんだけど例によって夜中に目が覚めて、眠れず「まあ、読みかけの本読むか・・」と読みだす。
変な時間に読みだしたせいもあるけど、表題作の『はぐれ猿…』もちょっとした不気味さを感じながら、いつかテレビで見た『最新兵器』を思い出した。最後の『エデン』も「これってどうなるんだろう?非現実的な感じで終わるの?」と思ったが、結構近未来的な感じだった。篠田さんの作品では、いまさらなんだけど、『宗教』をよく扱って、さらにリアリティが感じられてヒリヒリする。宗教とは違うかもしれないけど、ブラジル日系人の『勝ち組』を思い出した。
本日は休養。
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