中篇2(頂上まで)
5合目からは、どー考えても走るのは無理。
ひたすら歩いて登る。この時点では、完走できるとかできないとか、よくわからんなあ・・と思っていた。
で、だんだん、頭がクラクラしてきたのである。
「これが高山病?酸素やっぱり薄い?」
そう思いながら登るのだが、とにかく、「足を上げて」と思いながら、動作が確実に鈍くなっている気がする。
さらに、後ろに倒れそうになり、踏ん張って、「っとっとととと」って持ちこたようとするものの、よろけてしまう。それと、砂利道っぽいので、踏み込んでも「ズルッ、ズルッ」っとすべるのだ。雪道・・とまではいわないが、何か余計な力を使う。
そんな、こんなで登っていると、なんと!8合目で(ここで、えー、まだ8合目だったのかーとがっくりきたのもあったけど)、「関門まであと10分ですー。」の声。
「マジで!?」
いままでの大会で、「関門まで・・」っていう注意を聞いたことがなかった。あの丹後100kmウルトラでも。
「関門ぎりぎりで通過しても、このペースがあがるとも思えんし、時間内にゴールできるんか?」という疑問が頭をよぎった。
8合目をすぎ、パワージェルを飲んで、さらに頂上を目指すも、とにかく、よじ登るといった感じで、ペースを落とさず体を動かす。
9合目半を過ぎた辺りで、制限時間、残り10分ぐらい(だったか?もう記憶も曖昧)
「げー、大丈夫か?」と思ったら、誰かが、「頂上って、あの日の丸のとこですよね」と言う。
「私も初めてなのでわかりませんが、多分そうですかね」と答えると、頂上経験者のランナーが「そうです。あそこです。もう多分、大丈夫ですよ」と言ってくれた。
鳥居をくぐると「あと50m!」と。平地なら数秒だが、見上げる50mはなかなかのものである。
が、ここまでくると時間内完走はできそうなのがわかった。で、約3分ぐらい残してゴール。頂上では先にゴールした人?スタッフ?などみんながハイタッチで迎えてくれた。
危なかったー。もし、ちょっと休んでいたら・・・スタート地点がCブロックだったら・・そう考えると、ギリギリゴールできた私のような者は、「運」もあるのでは?次に走ったとしても完走できるかどうかはわからんな・・と思った。
頂上で500円のペットボトルコカコーラを飲み、休憩所で思わず「はあああああ」と大きなため息をついた。
が、富士登山競争、おそるべしなのは、これからなのである。ここから5合目まで自力で降りなければならないのだ・・・・。
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コメント
富士登山マラソン、お疲れさまでした。
富士登山、きつそうですね。暑さもありますかね。昨年の記事も読みましたが、スタート地点でどの位置にいるかも重要のようですね。
次のレース、ガンバって下さい。
投稿: おも | 2012年7月29日 (日) 10時57分
コメントありがとうございます!
そうですね、昨年に比べて暑かったかもしれません。
とにかく、ロードのレースとは別物でしたね。トレランとも違う気がします。
次のレースは未定です。何を申し込もうか考えています。
いつもと違うレースに行ってみたいのですが、やっぱ近距離の大会になりがちですよね・・。
投稿: 管理人 | 2012年7月29日 (日) 21時30分