『最悪』
(奥田英朗著)を読了。
最初は、「登場人物たちが、これから災難に遭うんだろうなあ・・。」と思うと、ページが進まずちょっと読んでは、置いて・・っていう感じだった。(じゃあ、何で読んでるんだ?)
特に、町工場の社長、川谷さんなんか、年齢が近いのもあって、「お前、もう少しきちっと断らんかい!」とか思ってしまった。
が、しばらくすると、その「災難ぶり」がどこまでいくのかと止まらなくなり、半分以降からは一気に読了。おかげで寝不足で、ランニングにも差しさわりが・・・。
面白かった。奥田英朗のこのパターン(複数の登場人物が、別々な事件に巻き込まれ絡み合っていく。そしてハッピーエンドではないがさりとてひどい結末でもない)にはまってしまいそうである。『邪魔』『無理』と立て続けてに読んで3冊目である。
今日は、400mの坂の上り。10本。前述したように寝不足で最初体が重いのと寒いのでさっぱり。キロ換算で最初は4分44秒。ラスト3本が4分16秒、17秒、22秒。合計で12km。
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